以前から気になっていた古民家を改装した感じのおそば屋さん。石狩市の花川にある「そば舎」に突撃です。
そばの「そば舎」はどんなお店?
ここのお店はの売りは、なんと言っても「牡丹蕎麦」と「自家製粉の手打ちそば」でしょう。
私はお昼過ぎにいきましたが、次から次へとお客さんが車で来ます。やっぱり、知る人ぞ知る店なのか?期待が高まります。
石狩「そば舎」の特徴は?
「牡丹蕎麦」は、背丈が高くて倒伏しやすいらしく、栽培が困難なことから、全道でも1割ぐらいしか栽培されていないそうです。でも、その甘みや風味はとても良いことから「幻のそば」
と言われている品種ということ。さらに、ここのそばは、石狩市の竹内農園が自家栽培して、ここの店主が自家製粉しているとのこと。挽き立て打ち立ての手打ちそばが食べられるという希少価値の高いお店ですね。
手打ちそば「そば舎」のおすすめはセットメニュー
しっかりとしたメニュー表を見ると、トップにセットメニューがあります。営業時間が11時から15時なので、まあランチと一緒です。
おすすめは、
・天丼セット 税込み1080円
・親子丼セット 税込み1050円
・カレーつけそばセット税込み1050円
天丼セットと親子丼セットは、温かいかけか冷たいもりか選べます。カレーつけそばは冷たいそばを温かいカレーにつけて、食べます。嬉しいライス付きです。
その他にも、
・かき揚げ天そば 税込み1080円
・鶏ごぼう天そば 税込み1080円
そして、「ささ川」さんにもあったつけ汁そば3種もあります。かなり迷ったんですが、ここはトップメニューの天丼セットを注文です。
「天丼セットのもりそば」を食べて見た
さて、注文してから10分程度。メニューで謳っていたようにボリュームのあるセットメニューが来ました。
牡丹蕎麦の味は?
やや太めの中細タイプで、角がキリッとしていて、固めのおそばです。
シコシコとして歯ごたえがあり、口のなかで甘みが広がります。前にも書きましたが、個人的にそばは、更科の細麺をのどごし良くいただく主義でしたが
前回の「ささ川」さんの鴨せいとをいただいてから、田舎そばへの意識がかわりました。
そして、続いて今回も田舎そばという流れではありますが、そばの歯ごたえと甘みを楽しむのは、これなんだと、気づかされるようです。
正直、もっとそばの主張があるのかと思いきや、小麦との割合はわからないにしろ、そばの風味がほどよい感じです。
「ささ川」さんは七三だったけど、「そば舎」さんもそんな気がします。
分量は、田舎そばだと歯ごたえもあるので、十分満足感がります。美味しいです。
「つゆ」の味は?
挽き立て、打ち立て、牡丹種の三拍子を売りにしていることから、つゆの事はあまりメニューでは触れていませんが、
コクがあり個人的には醤油の味が強くシャープな感じでした。冷たいもりそばに、甘みのあるそばには合っている感じ。
小さな器に入りっきりで追加はありませんでしたが、丁度良くいただきました。
ミニ天丼は5種類付き
天丼の天ぷらは「海老」「カボチャ」「ナス」「大葉」「キス」
大きめのご飯じゃ椀に、天ぷらが「もりもり」で、ボリューム感があります。中でも「キス」が入っているのでは、嬉しい感じ。
でも、ライスは男の自分ではもう少し欲しいところ。
天ぷらはあまりカリッとした仕上がりではなく、少しもっちとした感じ。
十分に美味しい天丼ではありますが、天ぷらはもう少しカリッとした方が好きですね。
仕上げのそば湯
最後は、ちゃんとそば湯をいただきます。おつゆを全部飲むのは決して体に良いわけではないけれど
そば好きには、これがやめられませんよね。ごちそうさまでした。
今回の代金は?
メニューであるように、天丼セットは税込みで1080円
今回も大盛りにはしませんでしたが、因みに大盛りは170円追加です。
十分満足でした。
総合評価とまとめ
総合評価 8点 ★★★★★★★★☆☆(平均5点)
更科好きなのに、続けて2件も田舎そばをチョイスしました。しかし、田舎そばこそがそば本来の楽しみ方なのかもと意識の変革が個人的にあった手打ちそば屋さんです。
天ぷらは個人的に評価は普通ですが、おそばはとっても美味しくいただきました。
幻のそば「牡丹蕎麦」をいただき、次回からさらにそばを楽しむ意識が高まりました。
もちろん、リピートしたいお店です。
店舗情報
住所:北海道石狩市花川南9条1-92
アクセス:北海道中央バス「南3線」または「南4線」停車下車、徒歩5分
TEL:0133-72-4141
営業時間:11:00~15:00(なくなり次第終了)
定休日:月曜日
席数:全席禁煙で34席。小上がりあり
駐車場:有り